家具職人になる 日記

会社を辞めて、やっぱりこれがやりたい!

2009年6月17日


会社も残り2週間ほどになりました。
本日退職願をはじめとする退職に伴う書類を人事側へ提出しました。
3年2か月お世話になったこの会社も残り2週間と思うと、
少しさびしい気持ちもあります。
6月に入ってからは、各方面で送別会など開いてもらってます。
昨日は職場のグループの送別会がありました。
最後のあいさつでこれまでのことを思い出し、つい涙してしまいました。
決して見捨てず指導してくださった上司先輩からは、
自分で選んで決めた道を信じ、貫き通し、
決してその道に言い訳をするな、とお言葉をいただきました。
7月から飛騨高山へ移り住みます。
家具職人になります。
先週有休で高山に訪れたのは、先日のブログでも
2人の環境活動家の講演を聞いたということを書きましたが(ここ)、
一番の理由は、家具職人を育てる塾の試験を受けることでした。
一般教養、面接、製作課題など丸1日かけた試験でしたが、
先日、合格通知が届きました。
とりあえず、無事最初の一歩は踏み出せそうです。
将来の夢については、大きなところは以前書きました。(ここ)
地方を活性化することで日本を元気にする、
それをいかに実現するかという手段で、
自分が一生没頭できる仕事をと考え、
家具職人という道を選びました。
今日本が抱える問題を大々的に解決しようなんてできませんし、
そんなことは考えてもいません。
自分ができることに精いっぱい取り組んで、
そういうところに少しでもいい影響を与えれるようにしたいと思っています。
どんな問題をどう取り組んでいくか、というのは
またいつか書きたいと思います。
でも今考えていることが実現できたら、
非常におもしろいことになるんじゃないかと思ってます。
キーワードは、森林資源、循環社会、地域活性化、一生モノ文化などなど。
家具製作を通して、ひと、モノ、自然のスパイラルなつながりを広げていきたい、
そういう思いです。
まずは2年間修業です。その後はさらに修行を積み
いつか自分の工房をもって、その夢につなげたいと考えています。
高山は”飛騨家具”の産地であり、古き町並みで有名な観光の街です。
そこで家具作りを学び、まちづくりをまなび、
その後につなげていける知識、アイデアを蓄積していきたいと思います。
正直、大学でて就職したけれども、
やっぱりまちづくりがしたい、まちを元気にする仕事がしたいと考えてきました。
でもその術が分からず悩み続けてきましたが、
いまの考えが思い浮かんだときは、これだ!って思いました。
そうしたら、いてもたってもいられなかった。そんな感じです。
同じ部署の同期にこれまで一緒にいた2年の中で今が一番輝いている、
と言われました。そうかもしれません。
その輝きをこれからずっと保ち続け、さらに輝きを増していけるよう
がんばっていきたいと思います。

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