木工機械

集塵を見直す

2011年11月24日

集塵フード

長年やっている工房というのは知恵のかたまりのようなものです。
機械の配置、効率的な集塵、道具の置き場所、スムーズな動線。
独立して工房を構えようと考えている人は、
工房巡りをする時、こういう点を勉強させてもらうべきだなぁと、
今更ながらに気づきました。

アイテムを作るたびに、この機械の配置は良くないなぁ、
どうも集塵がうまくできていない、
おお、あの道具あんなところにおいてるんだ、取りに行くのめんどくさいなぁ、
などなど、いろんなことが気になります。

その中ででも集塵は一番気になっているところ。
集塵がうまくできてないと、粉は舞うし、木くずは床に吐き出されるし。
そのあとの掃除が面倒になります。
これは機械の配置にも関係してきますが、
集塵ホースをどう巡らすか、どう束ねるか、どう分岐させるか、
いろいろ考えなければいけないことが多いです。

今回は、一番厄介だったベルトサンダーの集塵について少し改良。
まず、集塵ホースを無理なく持ってこれるところに機械の位置を変更し、
粉を効率的に吸い込めるよう合板で集塵フードを作ってみました。
これで粉がぶわーっと舞うことは少なくなるでしょう。

これからも、こういう小さな改善を重ねながら、
より作業しやすい環境を目指していきたいと思います。

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