昨日、今日と有休をとり岐阜高山へ行ってきました。
昨日は、ある2人の環境活動家の講演を聞くためです。
ポール・コールマンさんとジュネス・パークさんです。
ポール・コールマンさんは、アースウォーカーとして、
木を植えながら、地球を歩いて移動している。
今は日本で北海道から沖縄にむけて移動中。
彼の講演は、昨年の北京オリンピック直前、
香港から北京へ歩いて移動したときの体験談を中心とした内容。
非常に悲惨な環境破壊の様子を写真を交えて紹介してくれました。
中国の農産業はいかに破壊的なものか思い知らされました。
日本人として何をすべきかということを説いていました。
今後も講演会を行っていくようなので、ここでは詳しくは書きませんが、
とても勉強になりました。
ジュネス・パークさんは、NGO「Food And Trees For Africa」の代表で、
北のワンガリ・マータイ、南のジュネス・パークと称される
アフリカの環境活動家でです。
南アフリカの貧しい地域で、家に木を植えることによって、
人とコミュニティのつながりをよみがえらせ、
さらには、学校での有機野菜栽培プログラム(EduPlant)を展開し、
食料・環境教育にも力を入れて活動されています。
このプログラム、話を聞いてみると非常に面白い。
簡単にいえば、生徒が自分たちの畑で野菜を栽培し、
給食に利用したりコミュニティに回したりするプログラム。
これって、僕の小学校も昔、野菜やコメを栽培していましたが、
まさにあれと同じだなぁと当時を思い出しました。。
このお二方のメッセージは、
「個人の小さなアクションが大きなムーブメントにつながる」というもの。
よくきく話だけど、この2人に言われると非常に説得力があります。
環境のため、という意識が日本では先行しやすいけど、
ほかにどんな影響があるのか、どんないい変化につながるのか、
そういったことを考えた上で、環境の取り組みをすると
また違ったものの見方ができるんじゃないか、そう思います。
木を植えること ~貧困と環境~
2009年6月10日