家具職人になる 日記

「休ませてください」という勇気

2009年4月8日


入社して4年目になりました。早いものです。
実は半年ほど前から、会社を辞めようと考えていました。
自分に合わない仕事を今後続けていくことに対して、
すごくフラストレーションを感じたからです。
僕は手先は器用と言われますが、頭のほうは器用ではありません。
一旦そう思いだすと、それが気持ちや行動に反映してしまいます。
仕事に対してやる気が少しずつ出なくなっていき、
アウトプットも出せない日々が続き、
周りの期待に答えられない毎日でした。
一方将来これで生きていきたいということに対しては、
考えを整理したり、まわりに相談したりと、
少しずつ実現に向けて歩み出していました。
ただ、やりたいことはこれなのに、
精神的に追い込んでくるのはそれとは違うもの。
それがさらに拍車を駆け、どんどん鬱になっていきました。
先週、それが限界に近づき、
退職も含めて、上司に相談しました。
こいつを一人前にしてやろうと、
配属以来手塩にかけて指導してきてくれた方なので、
かなり衝撃だったと思いますが、
週末、いろいろ考えてきてくださり、
月曜日にいろんな仕事のやり方を提示してもらいました。
それに対して、考えさせてほしいと答えたものの、
すこし前向きに気持ちが動きました。
しかし、それは担当している仕事を変えたりすることで、
根本的な解決ではありません。
家に帰ってから、ほんとうにそれでいいのかと悩み、
やはり少しでも早く、やりたいことを実現したいと思い、
昨日、上司にそう話しました。
そして、
精神的にげんなりしているため、仕事に手がつかない状態であること、
しっかり考えをまとめる時間がほしいこと、
こじらせた風邪をなおしたいこと、などなどの理由から
自分ってこんなによわっちぃ人間なのかと思いながらも、
今週休ませてほしいとお願いしました。
同僚は何も知らないし、心配されるだろうし、
自分自身、自分勝手な休みをとったことに対して
少し後ろめたい気持ちもあります。
でも、こういう時間も必要だと、嫁は元気づけてくれます。
嫁をはじめ、まわりのみんなが心配しています。
自分が今後どうあるべきなのか、貴重なこの休みを使って、
考えたいと思います。

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