少し前の話になりますが、パーソナルレーザー加工機Podeaで加工しようとしたら、うまくいかない時がありました。例えば、MDFに彫刻しようとしてもPodeaソフトウェアでファイルの読み込みにすごく時間がかかったり、そもそも全く反応しなかったり。
そうなってしまうともうお手上げですよね。
そこで、Podeaの製作者にメールを送ったわけです。そこからPodeaさんの素晴らしいサポートが始まるわけですが、今回は、そのサポートについて紹介します。
Podeaのオフィシャル保証期間は購入から1年
Podeaの保証期間は購入から1年間です。
ただし、サポートについては何か不具合が起きたときに人が対応に来てくれるということはありません。
購入前にメールでそのあたりのことを問い合わせたときの回答は下のようなものでした。
基本的に人が動いてのサポートはございません。
リモートサポートという電話とネットワーク越しのパソコン操作によるサポートが
初期サポートでは必要に応じ実施されます。（最初のとっかかりのサポート）
それ以外はメールなどでは随時質問と回答を受けております。保証は購入後1年となります。
つまり、基本はメールベースでやり取りして、なにか対応が必要であれば、PCを遠隔操作して症状をみてもらうというものです。
さっそく遠隔操作でのサポートにお世話になりました。
今回、写真データをMDFにレーザー加工しようとしてつまづきました。最初の症状は、Podeaソフトウェアでファイルが読み込めないというもの。写真加工データを準備して、Podeaソフトウェアを立ち上げ、読み込みをしても、データ生成中となるものの読み込まれず時間ばかり経過していました。PCの再起動やソフトのアンインストールと再インストールをためしたのですが、ダメでした。
そこで、メールでPodea側へ問い合わせをしました。サポートしてほしいという願いを込めて。
すると1時間ほどで返事が来ました。
内容は、Windowsではいくつかこれまでも不具合が起きていて、サポートをしてきたこと、その時の原因として多かったものなどが書かれていましたが、遠隔サポートをしましょう、という天の声もありました。しかも、その日の夜にすぐにやりましょうという提案でした。祝日だったのですが、すぐに対応いただけることに。
このあたりは、さすがに会社という組織ではなく、個人レベルでやっているPodeaの素晴らしいところですが、今後どうなるか。
遠隔サポートでドキドキ
ということで、さっそく遠隔サポートをしたのですが、こちらのPC側にTeamViewerという遠隔サポートシステムをインストールしなければいけません。
サポートをする時間になると、Podeaから電話がかかってきます。そして、こちらのPCでTeamViewerを立ち上げ、認証コードを先方に伝えると先方のPCとこちらのPCがつながり、先方からこちらのPCを操作できるようになります。
こちらのPCのスペックの確認やエラーの再現を試みながら原因を探っていきます。その間は電話でおしゃべりしながら、あーでもないこーでもないと進めていきます。
遠隔操作の内容は一緒に画面で確認していくので、不審な動きをすることはありません。なんといってもPodeaの方が責任感があってまじめな方だなぁという印象を持っていますので、安心して任せられます。
結局、サポートは数日間にわたって行ってもらったのですが、その間、こまめにメールでやり取りしてもらえましたし、遠隔サポートも複数回行ってもらいました。そこでわかったことは、別の記事で紹介していますのでそちらをご覧ください。
Podeaでサポートを受けてわかったのは、結構PCのスペックやWindowsのバージョン、更新などで不具合が起きやすいということ。なので自分の環境をしっかり知ることが大事だなぁということです。
サポートに関しては、上でも述べましたが、とても親切に対応していただけます。一般的な組織的なしっかりしたサポートを求めている人はなれないかもしれませんが、とても柔軟に、かつフランクに対応いただけるのは僕としてはとてもありがたいです。
パーソナルレーザー加工機 Podeaにて、MDFへの彫刻加工テストをしました。
パーソナルレーザー加工機Podeaの原点出し冶具を作りました。
パーソナルレーザー加工機PodeaでMDFに写真をレーザー印刷してみました。
パーソナルレーザー加工機Podeaでいろいろつまづいて、Podeaさんにどっぷりサポートしてもらいました
超小型パーソナルレーザー加工機 Podeaでゴム印を作ってみました。
超小型パーソナルレーザー加工機 Podeaでオリジナルペンに名入れをしてみました。