日本 木工

京都の器と本のお店nowakiさんで開催されている「木工作家四人展」に行き、須田二郎さんと吉川和人さんにお会いしてきました。

2015年9月27日

須田二郎 器
(上の写真は自宅で撮影した須田二郎さんの器です)

9月26日、京都の器と本のお店「nowaki」さんで開催されている「木工作家四人展」に行ってきました。この展示会では、木の食器を制作されている4人がそれぞれの作品を展示しています。

nowakiさんにお邪魔するのは初めてだったのですが、三条駅から鴨川沿いの川端通を一本裏手に入ったところにある、こじんまりとしたお店でした。今回は暗くなってからお伺いしたこともあり、写真を撮ってこなかったので、あまり紹介はできないのが残念です。

 

須田二郎さんと吉川和人さん


吉川和人 須田二郎

須田二郎さん(右)は、木工、特に木工旋盤をやっている人ならだれでも知っているとても有名な作家さんです。作家といっても堅苦しい空気は全くなくとても気さくな方でした。僕は初対面だったので少し緊張してしまいましたが、作品のことや技術的なことなどいろいろお話を聞かせてくださいました。中でもやはり木工の中の常識にとらわれない作品作りが勉強になります。

吉川和人さん(左)は、実は、僕が勤める岐阜県立森林文化アカデミーの卒業生で、僕が初めて担当した学生でもあります。ずば抜けた感性とあたりのよい人柄で在学中からアクティブに作品作りとネットワークづくりをしていました。今は作家として有名どころの雑貨店などに置いてもらっています。

 

ずらりと並べられたたくさんの木の食器


写真でお見せできないのが非常に残念ですが、4畳ほどの部屋にずらーっと並べ、重ねられた木の器たち。それぞれの作品が、作品なんだけどすでに日常の中にあるような雰囲気です。電球の明かりと相まって、堅苦しさがないところがいいですね。

なんというか、「自然体」。無理をしない。肩を張らない。そんな自然体のものづくりがとても魅力的です。須田さんをはじめ、皆さんの作品がとても自然体。そこがとても心地よいんです。

今回は、須田さんの器、お皿を購入しました。須田さんから「自分で作れば(笑)」といわれましたが、自分が作った器はたくさん使用している中で、やはり人が作った作品を自分で使ってみることも大事ですからね。一方で吉川さんからは「僕のは買ってくれないんですね(笑)」と。。。。

 

10月4日まで開催しているそうです。


ということで、nowakiさんでの須田二郎さん・服部篤子さん・戸出ちひろさん・吉川和人さんの作品が見れる「木工作家四人展」は10月4日まで開催されているそうです。木の食器ってどことなく憧れている人が多いように感じています。この展示会では素敵な木の器やカトラリーなどをたくさん見ることができます。ぜひ初秋の京都の散歩がてら覗いてみてはいかがでしょうか?

NOWAKI
京都市左京区川端通仁王門下る新丸太町49-1
http://nowaki3jyo.exblog.jp/

吉川和人
http://www.kazutoyoshikawa.com/

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