工芸のまち富山県高岡市にある、ものづくりの楽しさを伝えるショップ&FABの「はんぶんこ」に行ってきました!

2017-11-28 | Posted in つくる, , 日本, 考える

富山県高岡市は工芸のまちとして有名です。国が指定している伝統的工芸品として高岡銅器、井波彫刻、高岡漆器、庄川挽物木地、越中和紙の5品目が登録されており、中でも高岡銅器は国内銅器生産額の95%を高岡が占めているというからダントツです。また、工芸にかかわる人ならだれでも知っている「工芸都市高岡クラフトコンペティション」などが毎年行われています。

はんぶんこ 高岡 錫 ワークショップ 工芸 観光

そんな高岡に「はんぶんこ」というなんとも人懐っこいネーミングの場所があります。その中身はショップであったり、FABスペースだったり、図書室だったり。ウェブサイトには、「みんなでものづくりの楽しさを。」というキャッチフレーズが。これは要チェックですね!

ってことで行ってきましたよ!

古い町並みのなかにオシャレなショップ&FAB

はんぶんこは高岡市の町なかにありました。高岡駅からちょうど1㎞ぐらい、徒歩15分ほどです。あたり一帯は古い町並みが広がるエリア、いわゆる「重要伝統的建造物群保存地区」でお寺や高岡城跡などもあり散歩を楽しみながらはんぶんこに向かってもいいですね。

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そしてはんぶんこ。しっかりまちなみに溶け込んでいます。もともと江戸時代から続く商家の空き店舗を活用しているそうです。

はんぶんこに込められた思い

はんぶんこというネーミングがなんとも愛らしいのですが、そこに込められた思いがウェブに掲載されています。

店の名前は「はんぶんこ」に決めた。「半分」ではなく「はんぶんこ」。足りないのではなく補い合う。一つのものを半分ずつ分け合い、違った性質のものを持ち寄り、二つの要素が半分ずつ合わさったコラボレーションの意味も込めた。http://hanbunko.org/about_us

こどものとき、よく「はんぶんこしよー」といって互いが持っているおかしとかを半分ずつして交換したことがあると思います。そんな意味合いでしょうか。互いが持っているものを持ち寄って組合せ、新しい何かを作る。愛らしいネーミングのなかにとても深い意味が込められています。

新しい感覚で工芸を伝える

伝統工芸というと敷居が高く身構えてしまいます。そんなちょっと別世界と思いがちな工芸を今らしい新しい感覚で触れてもらうことでその魅力を伝えていこうというのがはんぶんこの狙いです。

はんぶんこにはショップ、図書室、FABといった大きく分けて3つのスペースがあります。

ショップには魅力的なプロダクトがいっぱい

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ショップには主に高岡の工芸品がおいてあります。作家さんの作品なども。

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この「ちりりん独楽」という銅器でできた相撲独楽かわいいですね。独楽がぶつかったときにちりりんと音が鳴るのがいいです。子どもも楽しめるし、つい買っちゃいました。

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錫(すず)はお水やお酒にいれるとまろやかにしてくれるそうです。それを波消しのテトラブロックにした「すずテト」。はんぶんこのプロデュースで生まれた商品だそうです。

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すずテトのTシャツもありました。

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ほかにもはんぶんこのFABから生まれた商品たちがこれから出てくるようです。

蔵の雰囲気そのままな図書室

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図書室は、蔵を活用したスペースでできています。本棚にはたくさんの本が置かれていますが、アートやデザイン、ものづくりの本以外にも旅や食などさまざまな本がありました。また本を読むだけでなく、PCを持ち込んで作業したり、シェアオフィス的にも利用できそうです。飲み物、食べ物も持ち込みOKだし、コーヒーもいただくこともできます。場所がりしてイベント、セミナーにも使えますね。

利用は1ドリンク付きで、500円/3時間。

1冊もってくると2冊借りられるシェア本棚も行っているそうです。

錫のぐい吞みがつくれるワークショップも行うFABスペース

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FABスペースでは大人の図工室ということで、レーザーカッター、3Dプリンター、カッティングプロッターなどのデジタル系のものから、さまざまな工具までいろいろそろっていました。

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体験ワークショップも週末に行っていて、錫のぐい吞みやすずテトなどが作れたり、貝をつかった螺鈿細工の体験もできます。

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ぐい吞みづくり、やりたかったんですが、僕は月曜日にお邪魔したので、残念ながらできませんでした。金、土、日に開催です。

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こんな素敵な感じで説明が書いてあるとやっぱりやりたくなっちゃいますね。

「つくる」ことでみえてくるものづくりの魅力

僕たちは消費にあまりにも慣れすぎて、ものをつくることをわすれてしまったのじゃないか。価格でしか価値を判断できなくなっているんじゃないか。「つくる」ことを一度体験すると、つくる側の立場になってみると、ものの見え方が変わってくる。

素材、土地、歴史、そして人。それぞれにいろんな意味があります。それは価格には表れないことも多々あります。

「はんぶんこ」のような場所はこれからますます重要になってくると思います。

ぜひ、富山県高岡に遊びに行くことがあれば、はんぶんこにも行ってみるといいのではないでしょうか?

はんぶんこ
http://hanbunko.org/
〒933-0914 富山県高岡市小馬出町63
Tel:0766-50-9070
Fax:0766-50-9073

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2017-11-28 | Posted in つくる, , 日本, 考えるNo Comments » 

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