10年前に撮った「ある写真」をもう一度見たくて、バックアップ専用のHDDを持ちだしてきて、パソコンにつなぎ中のファイルを見ていました。アメリカ留学時代の懐かしい写真がどばーっと出てきて、ついつい見入ってしまいました。同じくHDDにバックアップをとっていた歴代の僕のウェブサイトのデータもあって、ひとつひとつ見ると、あぁ、このデザインではここにこだわったよなぁとか、このFlash作るのに関数わかんなくて四苦八苦したなぁとかいろいろ思い出しました。当時のサイトを見てみても、写真のページを作っていたりしていて、写真に対して変わらない気持ちがあることを再認識した次第です。
さてさて、そんな懐かしい写真の中で、おっ、と目を引いたのが10年前の嫁を撮った写真たち。
あのころは、デジタル一眼なんて持っていなくて、フィルムの一眼レフ（Canon ELAN7NE *日本ではEOS7）で白黒フィルムで撮影して、大学の暗室で現像してました。デジタル一眼になった今、あのフィルム現像のドキドキ感、わくわく感はもう二度と味わえないでしょうね。フィルム現像は楽しいけど、手間をかけてやりたいとも思わない（笑）
あのころの嫁の写真を見ると、目つきがきりってしているけど、今は目じりが柔らかくなってやさしさがあふれてる。母になったからなのかなぁ。
こうやって、当時の姿が残ってることがいいですよね。これから10年、20年、30年ずっとずっと撮り続けていきたいと思うのでした。
で、そもそも見たかった「ある写真」、当時大学のアートビルディングにも掲示された作品で、思い入れが強いものなんですけど、今見たらちっともピンと来ない（笑）そんなもんですかね。