日記

新宿御苑で開催された森のおもちゃ美術館

新宿御苑 森のおもちゃ美術館

5月16日から18日まで新宿御苑で開催されていたロハス デザインアワード2014。そのいちイベントとして開催されていたのが「森のおもちゃ美術館」です。これは、新宿四谷の東京おもちゃ美術館が管轄するイベントで、エリアの中央にグッドトイキャラバンのおもちゃたち、その周辺に各地の木のおもちゃや木の文化など推進している団体などがブースを構えます。そのブースの一つに、僕が務める森林文化アカデミーも参加させてもらえることになり、そう、仕事として行ってきました。

新宿御苑 森のおもちゃ美術館

新宿御苑 森のおもちゃ美術館

実は新宿御苑、初めて入ったんです。こんな素晴らしい公園が、新宿にあったなんて!という驚きでした。その芝生広場で森のおもちゃ美術館が行われました。それでもって、すごい人!3日間で4万人。改めて東京のすごさを思い知らされました。

青空の下で木のおもちゃで遊べる。いろんなものづくりのワークショップに参加できる。天候に恵まれたこともよかったのですが、なかなかないこういうイベントはとても魅力的なようです。

 

エゴノキの丸太でメダルづくり


新宿御苑 森のおもちゃ美術館

僕らのブースでは、のこぎりで丸太を切断し、それに焼きペンで絵を描いてメダルにする、というワークショップをメインで行いました。時間がかかってもなるべく子供たちに最初から最後までのこぎりで切ってもらいます。ちょっと硬めの木だったので大人でも大変なのに、みんな真剣に取り組みます。その集中力はすごいですね。親御さんに聞くと、保育園、幼稚園、小学校でもなかなかのこぎりをつかう機会がなく、今回体験したこのほとんどが初めて使うっていう子どもたちでした。または、のこぎりを使うことはあっても、丸太を切ったことはなかった、という声も多くありました。

こんな内容のワークショップが受けるのだろうか、と思ってましたが、ふたを開けてみると、すんごい人気。暑い中3,40分の待ち時間が出るほど。

新宿御苑 森のおもちゃ美術館

手作りする楽しさ。のこぎりで切れているときの感触。そこから削り出される木くずと香り。なかなか切れないときのイライラと披露。完成した時の達成感。ちいさな体験を積み重ねて、思い出になってくれるといいなぁと思いました。子供たちがもっとものづくりを楽しめるように、大人たちももっと楽しめるように、ものづくりの文化がより広まり、自分らしいくらしを自分で作っていける世の中になるといいなぁと思い、そこに自分も役に立てるように精進していきたいと改めて思ったのでした。

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